第1部 魂の芽生え |
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はじめに 一つの目覚めがいくつもの目覚めを呼ぶ。 それは正義であり悪であり、ささやかな発憤であり、長き旅路の始まりであり___ 少女が己の存在を知ったのは、野心に満ちた孤島。 悪への反骨が彼女の正義を育て、行動させた。 それが旅の始まり。 目覚めは目覚めを呼び、正義は悪を呼び、悪は正義を呼ぶ。 己が不可思議であったから、少女の一歩は世界を動かした。 |
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前編 黒い息吹 |
中編 四つの均整 |
後編 生かされる者 |
−全10章− | −全11章− | −全8章− |
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